我々の旅の目的のひとつ、紅茶工場見学のためにツーリストカーのドライバーさんが探してくれたStore field tea factoryを見学する。
Storefield tea factoryは、スリランカの世界遺産都市でもあるキャンディーから車で30分ほどのところにある。
紅茶工場の庭を見学
まず最初に案内してもらったのは、工場の外にある庭。
茶畑は工場から少し離れたところにあり、今回は見学できないが、代わりにお茶の木を見せてもらった。
我が家の庭には杜仲茶の木があり白い花を咲かせるのだけど、スリランカのお茶の木は花を咲かせないのだという。本当に花を咲かせないのだろうか。それとも紅茶摘みのために刈り込んでいるから花が咲かないのだろうか。
紅茶工場の内部
スリランカといえば紅茶。
なので、紅茶工場は楽しみにしていた。
紅茶の木を見た後、工場内部へ行く。
長さ10メートル、幅2メートルはあろうか、大きな箱のようなものの中で紅茶の葉が乾燥されている。
ただ乾燥した状態なので、葉はまだ緑っぽい。
この乾燥工場は2階にある。
そして箱の中にある大きな穴から1階へ葉っぱが落ちる仕組みなっている。
で、1階も見せてもらうのだが、残念ながら1階は撮影禁止。
1階には、紅茶の葉を刻む機械や、ふるいにかけて葉っぱを選別する機械などがあった。
機械の一部は日本製で、中には戦前のものもあったけど、いまだに現役で稼働しているのだそうだ。
写真を撮ることができなかったのが惜しい。
おみやげ物屋
工場見学をした後はおみやげ物屋。
ただで見学をしているわけだから、おみやげ物屋に連れて行かれるのはしょうがない。
おみやげ物屋では、なんと紅茶をただで試飲させてもらった。
どんな紅茶を飲みたいかと聞かれたので、友人は最高級のお茶、妻も高級なお茶を頼んだ。
それだけではおもしろくないので、一番安い、クズ茶のようなものも頼んでみた。
高級な紅茶は色が白い、というか薄い。
安物は色が濃く、コーヒーのようだ。
安物は、ミルクを入れて飲むのが一般的なのだという。
飲んでみると、たしかに味の違いが顕著にわかる。
安いものは苦くて飲めないほどだった。
せっかく紅茶の本場、スリランカに来て、しかも紅茶工場まで来たのだから、紅茶のおみやげをいくつか買う。