ヒイヒイ言いながらシーギリヤロックから下山。
ガイドはすたこらさっさと帰って行ってしまった。
最初の方のホスピタリティはなんだったのだろうというぐらいドライだ。
シーギリヤロックから下山したら時刻はすでに1時過ぎ。食事の時間だ。
ツーリストカーのドライバーさんが、
「スリランカンカリーの店に行きたいか?」
と聞かれた。
返事はもちろん、「Yes」。
スリランカといえばカレーだ。憧れのスリランカカレー。
日本ではスリランカレストランによく通っていたのだけど、そのレストランとは味が違うのだろうか。
期待は高まる。
スリランカンカレーレストランは簡素な小屋
シーギリヤロックから5分ほどのところにあるスリランカンカレーレストラン。
まるであずまやのような小屋のようなシンプルな作りだ。
中と外の境目も曖昧で、バリアフリー状態。
建物の周りに犬走りコンクリートがあるわけでもなく、大雨が降ったら中に水が入ってきて大変だろうなーという作りになっている。
とは言え、先日来の大雨でもなんとかなっているのだから、なんとかなるのだろう。
屋根はシンプルな茅葺き。
こういう素朴な建物を見ると、それだけで外国に来てるんだと実感できてうれしい。
スリランカカレー食べ放題
スリランカカレーレストランのスタイルは、ビュッフェ形式。いわゆる食べ放題だ。
チキンカレー、フィッシュカレー、豆カレーなど5種類ぐらいのカレーがあった。
どれもおいしくて、非の打ちどころがない。
しかも思ったよりも辛くない。
というか、全然辛くない。
これは意外だった。
ご飯はタイ米やバスマティライスのように細長いものではなく、どちらかというと日本のものに似ている。
日本のお米よりも少しさらっとしているけど、わりと馴染み深くて食べやすい。
タイ米が苦手な自分にとってはとても嬉しい。
お会計・お釣りをくれない
で、この食べ放題お値段は一人あたり1,000ルピー。
これだけ食べてこの値段は安い(と、この時は思った)。
でも、待てど暮らせどお釣りが出てこない。
ドライバーさんにお釣りを出してもらうよう行ったらようやく出てきた。
外は雨が降っている。
スリランカの天気が悪いのは旅行前からわかっていたことだけど、かと言って予定を変更する訳にはいかない。