シーギリヤロックその1

シーギリヤロック

せっかくスリランカまで来たのに天気は小雨。
小雨降る中、雇ったガイドさんに貸してもらった傘をさしながら、シーギリヤロック観光を始める。

階段を1,000段登る

シーギリヤロックは下から上までの高低差が約200メートル、1,000段もの階段を登らなければならないという。
確かに下から見上げると、登れるような気がしない。
だいぶ前に行った、オーストラリアのエアーズロックよりは小さいけど、エアーズロックよりも崖が急そうなような気がする。

岩自体が要塞

そんなシーギリヤロックだけど、実は今から1500年以上前、岩自体が宮殿(要塞)だったのだという。
にわかに信じがたい話だけど、今からその宮殿の遺構を巡ることになる。
「どう考えても切り立った岩に宮殿など作れるはずもない」
と思ってしまうほどの切り立った岩だ。

登り口

シーギリヤロックへ続く真っ直ぐな道の両脇には堀がある。
堀にはかつてワニが棲んでいたそうだ。
ガイドさんが、英語で色々説明してくれる。
堀に架かる橋を渡るといよいよ登り口だ。

シーギリヤロックを囲う堀

と、ここで雨が激しくなり始める。
妻と友人は合羽を着て歩く。

シーギリヤロックを歩く

シーギリヤロックの階段

登り口はとても狭い。
おまけに階段の踏面も小さいので、とても歩きにくい。
そして階段の上から雨が流れてきて、まるで滝の中を歩いているような感じになる。

野犬

しばらく歩くと、野犬がいた。
こんなところにまで野犬がいるなんて、全く謎だ。

そして、「いた」
と言えば、女性のエスコートと称して勝手に腕を組んでくる人たち。
腕を組むだけ組んで、チップを要求してくる。

妻の腕を組もうとしたので、
「Don’t touch」
と追い返した。

地元の人はなぜか裸足で登る

ガイドブックでは、
「シーギリヤロックにはしっかりとした靴がおすすめ」
と書かれていたけど、サンダルの人も結構多い。
そして地元の人なのか、インドの人なのか、裸足で登っている人もかなりたくさんいた。
雨で靴が濡れるからというわけでもないだろうに。
なんでだろう?
理解できない…。

シーギリヤレディーは後で見ることに

シーギリヤロックのハイライトの一つ、シーギリヤレディの前は観光客で大渋滞。
ガイドさんは、
「ここは後にして、先に別の所を見よう」
と薦めてくれた。

ミラーウォール

ミラーウォール

続いて見えてきたのは、高さ約2メートルの、つるっつつっるの壁。
その名も、「ミラーウォール」。
鏡のようだとまでは言えないけど、歩いている様子が反射して見える。

かつては壁の反対側に壁画が描かれていて、その様子が反射していたのだという。

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